ローヤルゼリー大百科

ローヤルゼリーを摂取しない方がいい場合は?

優れた栄養成分と健康効果で、年齢性別を問わずオススメできるローヤルゼリーですが、摂取に際して注意点も存在します。

まず、ローヤルゼリーの原料はミツバチが集める花の蜜と花粉です。
そのため、花粉に対してアレルギー反応を起こしてしまう体質の人には注意が必要です。

花粉症にかかる程度の体質でしたら基本的には問題ありませんが、花粉に触れただけで腫れや痒みを引き起こしてしまう人などは、摂取に際して医師への相談が必要です。

蜂アレルギーの人もローヤルゼリーの摂取でアレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。
蜂アレルギーを持っていると、ローヤルゼリーの成分を体が異物であると認識してしまい、過剰反応を起こしてしまうと最悪の場合、命にかかわる事態になりますので、摂取は避ける必要があります。

また、アトピー性皮膚炎の人もローヤルゼリーによって何らかの症状が引き起こされてしまう可能性があるため、医師へ相談するなど摂取に際しては慎重になる必要があります。

アレルギーなどを持っていなくても、6歳未満の乳幼児もローヤルゼリーの摂取は避けなくてはなりません。
ローヤルゼリーには、ハチミツに含まれているボツリヌス菌が混入しているケースがあります。
大人であれば問題ありませんが、内臓の成長が未熟な乳幼児は危険な症状を引き起こしてしまう可能性があるからです。

ワルファリンカリウムという成分が使用されている薬を飲んでいる人もローヤルゼリーの摂取は避けなければなりません。

血栓の改善に使われるワルファリンカリウムは血液の凝固を防ぐという効果を持っています。
ローヤルゼリーはその効果を活性化させるという働きを持っているため、ワルファリンカリウムを使用している人がローヤルゼリーを摂取してしまうと、血液の凝固作用が低下しすぎてしまいます。

血液の凝固作用が過剰に低下すると、ちょっとした怪我でも血が止まらなくなり傷の治癒に非常に時間を要してしまいます。
ワルファリンカリウムを使用している人は、ローヤルゼリーの摂取は避けるようにしましょう。

優れた健康効果を持つローヤルゼリーにもデメリットは存在します。自分の体質や状況に不安がある場合には必ず医師に相談しましょう。

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