ローヤルゼリー大百科

ローヤルゼリーは何歳からのめる?

健康食品の代名詞のひとつでもあるローヤルゼリー。非常に優れた栄養成分を持っているローヤルゼリーですが、では、そのローヤルゼリーは何歳から飲めるのか。

医薬品であれば、何歳以上という規定がありますが、健康食品には基本的にはそれがありませんので、迷うところだと思います。

ローヤルゼリーは、子供が飲んでも、問題ありません。子供、大人に関わらず、その健康効果を発揮してくれます。

ただ、子供の場合は、見た目だけでなく、体の中身も大人とは違います。
消化器官についても、どうしても大人より未発達ですので、ローヤルゼリーが持つ栄養成分を大人ほど確実には吸収できない可能性がありますので、効果は大人と比較して減少してしまうことが考えられます。

また、ローヤルゼリーは天然成分です。花の蜜と花粉が原料となっているため、アレルギーの心配もありますので、子供には特に注意が必要です。

消化器官の発達などを考慮すると、11歳以上であれば、安心して摂取できるでしょう。

もうひとつ、注意が必要なのは、乳児のローヤルゼリー摂取です。
子供でも飲むことはできますが、1歳未満の乳児に対しては、ローヤルゼリーを与えないよう指導がされています。

と、いうのも、ローヤルゼリーにはボツリヌス菌という菌が混入している場合があり、まだまだ体が発達していないうえ、免疫や抗体のない乳児が、ボツリヌス菌の混入したローヤルゼリーを摂取することで、乳児ボツリヌス症という病気を発症してしまう可能性があります。

乳児ボツリヌス症は、神経系に影響を与えてしまう、危険な病気ですので、そのリスクを避けるためにも1歳未満の乳児にはローヤルゼリーを与えないよう注意が必要です。

優れた健康効果をもつローヤルゼリーですが、本当に安心して摂取できるのは11歳以上とされていますので、リスクを避けるためにも、あまり幼いうちからの摂取は控えたほうが無難でしょう。

アレルギーやボツリヌス菌など、優れた健康食品であっても、やはりリスクというのは存在しますので、正しい知識を持ち、ローヤルゼリーの優れた健康効果を、安心できる状態で摂取するよう、心掛けましょう。

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